より良い、緑区のために
共につくろう、より良い緑区
千葉市基本計画(2023年~2032年)の概要
未来の千葉市を実現するための戦略的視点
01 100年先に引き継ぐ 持続可能なまちづくり
- 縄文から受け継ぐ「自然と共生する」精神を活かした、SDGs達成に向けた取組みの推進
- みんなの力を活かした、災害に強い、安全・安心なまちづくり
02 ゆとりを生み・活かす 創造的なまちづくり
- 職住近接を活かしたゆとりある暮らしづくり
- 成熟社会を豊かにする次代を担うひとづくりと文化芸術
- スポーツのまちづくりの推進
03 世界とつながる 多様性を活かしたインクルーシブなまちづくり
- 市民一人ひとりが属性に関わらず自分らしく活躍できる地域社会づくりの推進
- 「誰一人取り残さない」セーフティネットの構築
- 市民の懐の深さとオリンピック・パラリンピックのレガシーを活かした共生社会づくりの推進
04 都市機能の集積を活かした地域経済・社会の活性化
- 挑戦都市としての矜持を持ち、次の時代のトレンドを創出
- 雇用・商業・観光の拠点として、圏域の中心的な役割を果たすまちづくり
- 地域特性を活かした広域連携の推進
人口の将来展望
本市の人口は、令和4年(2022年)頃をピークに本計画の計画期間中は微減し、目標年次である令和14年(2023年)に961,300人となり、その後、穏やかに減少する見通しです。なお緑区は増加する見通しです。
目指すべき区の姿
緑区
- 目指すべき区の姿
田園と調和する広やかで快適なまち緑区
- 主な特徴
- 本区は、市東南分に位置し、面積は6区の中で2番目に大きな区です。
- 都川の上流部や村田川周辺には貴重な自然が残されているとともに、若葉区同様に農業が盛んであり、これらで構成される田園風景が広がっています。
- 交通ネットワークについて、公共交通では、区の中心を東西にJR外房線、西端部に京成電鉄千原線が通っています。自動車交通では、千葉外房有料道路、主要地方道千葉大網線が区を東西に貫き、外房の雄大な自然への入口となっています。
- 「日本の都市公園100選」にも選定された県内有数の都市公園である「昭和の森」を有し、また昭和の森フォレストビレッジやホキ美術館が立地するなど、市内外の人々の憩いや活動の機会を創出しています。また、泉谷公園は、毎年5月下旬から6月上旬頃に公園内でホタルを眺めることができ、夏の風物詩として市民の憩いの場となっています。
- 鎌取駅南部のおゆみ野や土気駅南部のあすみが丘においては、土地区画整理事業により計画的な街並みが形成され、宅地化や大型商業施設の進出により、現在も人口増加が続いています。
- 面積あたりの住宅地価格(令和元年(2019年)時点:6.6万円/㎡)が6区中最も安価な立地環境を活かし、住宅あたりの延べ面積(平成30年(2018年)時点:103㎡)及び持ち家比率(平成27年(2015年)時点:72.7%が最も高く、住空間のゆとりに恵まれた環境にあると言えます。
- 官民連携により整備した産業用地であるネクストコア千葉誉田など、ゆとりある空間を活かした産業の立地が進んでいます。
- 実現に向けた取組みの方向性
- 東京都心部からほどよく離れたゆとりある土地・空間、豊かな自然と充実した住環境を活かし、自然と都市機能が調和した快適性・利便性・安全性の高いまちの創出を図ります。
- 自然に近くゆとりある空間のポテンシャルを活かし、農業や産業の振興を図るとともに
感染症のリスクにも対応した、自然も仕事もそばにある、心豊かに暮らせる新たな職住近接のライフスタイルが実現できる環境を創ります。
- 房総の大自然につながる豊かな田園風景と計画的に整備された広やかな街並みが調和するとともに、昭和の森を核とするスポーツや芸術などを多彩な活動が暮らしに彩を加える、バランスのとれたまちづくりを進めます。
現状と課題
- 地域コミュニティーの充実・再生
- 緑を活かしたまちづくり
- 子育てをしやすい環境の整備
- こども・高齢者・障害者にやさしいまちづくり
- 交通問題への対応
- 地域特性を活かしたまちづくり
区の将来像
「豊かな自然と地域の特性を活かし みんなが助け合い 住み続けたいまち緑区」
施策の展開
【施策の体系】
1 世代を超え、人々が交流し、助け合うまちづく
(1)自治会をはじめとする住民同士の交流の促進
(2)こどもと高齢者・障害のある人との交流の促進
(3)地域で高齢者がいきいきと活躍できる機会の充実
(4)コミュニティー活動の場づくりの促進
2 緑を活かしたまちづくり
(1)地域の自然や公園等の魅力の発信
(2)区民とともに推進する公園・里山の活用
3 子育てのしやすいまちづくり
(1)子育ての世代が参加しやすい地域コミュニティーづくりの推進
(2)世代間交流による子育て支援
(3)働きながら子育ができる環境づくり
(4)子育て支援制度の利用促進
4 暮らしやすく、住み続けたいまちづくり
(1)身近な支え合いの仕組みづくり
(2)地域ぐるみの防災・防犯活動の充実
(3)地域の伝統と文化の継承
(4)地域とともに考える交通対策
(5)こどもの参画の推進
5 地域の特性を活かしたまちづくり
(1)地域ごとの魅力と特性の活用